こちらのクリニック様では、隣の建物との隙間が狭いためになるべくダクト自体の厚みを薄くする必要がありました。薄くした分、換気性能が落ちてしまうとクリニックという性質上よろしくありません。そのため、壁面の限られたスペースを最大限活用できるような導線でダクトを配置しています。

外部に面した排気ダクトの末端は屋内への風雨の入り込みを防止しなくてはなりません。そのために下方向への排気が行えるようなカバーを取り付けております。

こちらはオフィスビル内の廊下に設置を行った換気ダクトです。効率よく空気が循環するように天井付近から吸気される構造となっています。昨今では天井の配線や配管を敢えて魅せるというのがブームになっています。そのため、ダクト自体のデザイン性も問われるようになってきました。